GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 13話「開宴」感想
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 13話「開宴」感想です。
自衛隊アニメの第2期。
今回は特に戦闘もなく、穏やかながら話は進んでいく。
状況説明について非常に手際がよくなっている印象。
また、細かい小物の作り込みは相変わらず健在といったところ。
地震で帝都が起こったという所で引き。
今回は1期の比較で気になった箇所を箇条書きにて。
・戦死者の描写が細かくなった。
マイルドな表現に抑える事を意図していたのだと思いますが、
1期では出血や撃たれた際の身体の弾痕描写をしてこなかったのが、
2期になってその描写を加えるようになってきました。
1期の表現は配慮し過ぎにも感じていたのでこの変更は納得。
・性的な描写についても表現を過激化
こちらも同様で、色仕掛けであるとかレイプだとかの表現を
1期で抑えていたのが、2期では早速緩和してきました。
これについてもこの先セクシャルな要素を避けて通れないため、納得のいく変更です。
・状況の説明がうまくなった
今回は状況説明の回でしたが、テンポ良く進んでる割に内容が飛んでいるようには感じられず、
情報の取捨選択がうまく出来ているように思いました。
・画面分割については1期から変わらず多用
これは唯一、元から不満があり、2期で修正がされなかった事にも当然不満であるという事項です。
私はこれをハッキリと「イケてない演出」だと思ってます。
実写の映像のようにカメラを置いて撮影している様子をイメージすると分かりやすいのですが、
「映したいタイミングでカメラを切り替える」以上の意味が見出せず、映像演出的な美学がなくてガッカリしている事です。
カメラの切り替えを極力抑えつつ離れた位置にいるキャラの会話を成り立たせるカメラアングルの工夫などをして欲しかった箇所なのに、
この部分を1期から改善せずに引き継いだ事は非常に残念だと思います。
ともあれ、後半の1クールを綺麗にまとめてくれる事を期待しております。
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