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GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3話「炎龍」感想

GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 3話「炎龍」感想感想です。



村の人々の逃避行、炎龍撃退戦、そしてヒロインのそろい踏み。

3話まで見て何となく分かってきたのですが、
この作品は「異質な要素を共存させる」事を一つの課題にしているのかなと。

たとえば、自衛隊の役割として「異世界の軍勢との戦い」と「人道支援」を同時に行うとか。
これらは戦闘での殺戮と人名の救助活動という相反する要素で、
(防衛戦に徹しているので過剰な戦闘とは思わないけどそれでも殺戮には違いないわけで)
この2つをほぼ同列に並べてしまうのは本来噛み合わないはずなんですが、
何となく両方の要素とも成立しているように見えてしまいます。

また、自衛隊側の登場人物はあくまで現実に即した身体の動かし方しかしていないのに、
異世界側はたまにアニメっぽい派手な動きをしています。
1話でのオークの回転ジャンプとか、ロゥリィの動き全般とか。
この辺も本来両立は難しいように思うのですが、
それほど違和感なく陸続きの演出である「かのように」受け取れてしまいます。

今思うと1話も2話もそういう感じで相反する要素を1つのエピソード内に詰め込む事をやっていたのですが、
個人的には3話にきてこの「テイスト」を掴んで、そして慣れて違和感を感じなくなってきたように思います。


3話の話に戻ると。
村からの逃避行に協力するシーンにおいては、
とにかくヒロイックな判断でなく、現実を見た対応に終始しているのが印象深いです。
オタクという趣味に生きている人間が仕事においては現実的な対応をしている事は
ギャップ狙いなのではないかという意見を以前見ましたが、今回の話を見てなるほどと再認識しました。

あと、映像としては全員日本語で話しているものの、
自衛隊と現地の人が同時に話しても言葉が通じないか部分的にしか理解されていないのは
画の見せ方として面白いと思うと同時にすでに完成度が高くて見事だと思いました。

炎龍との戦いは動きが激しいものの、
淡々と状況が進行していったのでもう少し踏み込んで欲しかったと思う次第です。
ただ、人が騎乗できる小型ドラゴン(ワイバーン)を喰う事で大きさを示したのはうまい見せ方だと思った。


あと、メインヒロインがこれで3人揃ったのですが、
今回はほぼ顔見せ程度で難民や自衛隊が話のメインでした。
これは原作通りなのですが、アニメ制作にあたって視聴者への訴求力を考えると
もう少しヒロインへの見せ場を強調するような改変をしてもおかしくなかったので
ここでも本当に真摯に作品を作ろうとしている姿勢を再認識しました。
原作を再現したらこうなる、という点ではおかしくも何ともないのですが、
アニメで3話になってメインヒロイン3人が同時に来るっていうのはなかなか珍しい構成。


ロゥリィは死生観が特殊(かつ、この作品に根差す価値観に通じる)で、
原作の方だと初期からその片鱗を見せていたのですが、
アニメだとそこの説明がなかったのが少し気になりました。
今後のエピソードでそこについてのフォローをしてくれる事を期待しています。

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