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純潔のマリア7話「戦争は戦争を食う」感想

純潔のマリア7話「戦争は戦争を食う」感想です。


マリアの介入で戦場はより凄惨に。

この戦場のシーン、誰か一人がかき乱したのでなく
関わった者全員が少しずつ歯車を狂わせていって大惨事になってるのが
作り方巧いと思うし、救いがなさすぎると感じます。


自分達だけに利益が及ぶよう画策していたル・メ伯。
介入してもなお戦いが止められなかったマリア。
怒りに負けて故郷に帰れる機会を自ら捨てたイングランド兵。
戦利品に目がくらんで持ち場を離れたガルファ達。
そして、マリアを討つという使命から離れないミカエル。

誰が悪いわけでなく、そして誰も自分の望んだ結果が得られず、実に悲惨でした。
と同時に、特定の誰かの株を極端に上げたり下げたりしないよう
驚異的なバランス感覚を発揮した脚本の作り方であるなとも。

ガルファはアニメオリジナルキャラでかなり描写に尺を割かれているんですが、
欲を出してその直後に報いを受ける
(他人の恋人に手を出して左腕を折られる、団長を殺害した直後流れ弾で左腕を失う)
と因果応報がちゃんと成立していて優遇されている印象を持たせないのも
そういった巧みなバランス感覚のなせる業であると思います。


そして後半は魔女の宴会に。
マリアを取り巻く状況は解決していないのですが、作中の雰囲気は一旦仕切り直し。
原作通りに進むとこの後はギャグを差し込む余地がほとんどなくなり、
息の詰まる展開が続くのでインターバル挟むのは悪くない判断かなと思います。


この作品は非常にセオリーに沿って、良くも悪くも教科書的な構成にしているあたりが印象的です。
原因と結果の関連付けを的確に行っていて、
今回戦場が大混乱に陥ったのもここまで延々と布石を打ち続けてきた流れがあるので唐突感はありませんでしたし。

今回が7話で全12話のうち半分を超えたところですが、
ここから起承転結のうち「転」の段階に入り始めた印象であり、
12話の構成もそれを意識して組んでいるのではないかと推察しています。

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