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翠星のガルガンティア 9話「深海の秘密」感想

翠星のガルガンティア 9話「深海の秘密」感想です。

明らかになるヒディアーズの成り立ち。
ヒディアーズも人類の作ったものという可能性は考えたけど、
人間そのものとまでは考えてなかった……

数話ほど不穏な空気が続いて、
ここに来てついに不穏さがピークに達した感じ。

Bパートにおいて衝撃的な真実が明らかになるのですが、
そこに至るまでのAパートも実に秀逸。
Aパートで流れを作ってBパートで落とすという、ここの一連の構成が本当にうまいです。


まず前半はこれまでにないほどに「殺戮」を強調する演出になっています。

多くのカットでヒディアーズの肉片が海中に漂い、
海面には死骸が浮かび上がり、とにかく生き物を殺している事を見せる画面構成になっています。
1話で人が死ぬ瞬間を見せなかったり、2話で海賊を血を流さずに蒸発させたのとは対照的です。

また、ピニオン達もこれまで以上に好戦的になり、
クジライカを殺す事にまったくためらいを見せなくなっています。
これはガルガンティアの穏健派と別離した事が大きいのでしょう。

シナリオの順序から見ると逆説的なのですが、
抑止する要素(ガルガンティアで凶行を止める勢力)を一時的に排除したのは
ここで抑止がきかなくなった状態を見せるためであったのかなと思います。

また、過度な発展への欲求が残虐性を引き出す事をあらかじめ見せておいて、
それがこの先のエヴォルバーの話に受け入れさせる土台にする狙いもあったのかもしれません。


Aパートでは難なく遺跡の中に入り込んでいくのですが、
ヒディアーズの幼体を見かけて何かおかしいと感じはじめます。
ここでは幼体が人のように見えている事はレドは口にはしない。
口にすると視聴者に狙いが気づかれるので、何かしら違和感を感じている程度に表現を抑えてます。
ここの表現のバランスが本当に絶妙で、
何かあると思わせる程度に留めるようにしています。

そしてこのような緊張感が増していくなか、
Bパートでヒディアーズの正体を明かして
一気にどん底へと落とす流れが素晴らしいです。


本当に構成が見事な回で、
レドがこの先どのような決断を下すか先が気になる引きでした。
残り4話で綺麗にまとめてくれる事を期待しています。

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