Your browser (Internet Explorer 6) is out of date. It has known security flaws and may not display all features of this and other websites. Learn how to update your browser.
X
Post

翠星のガルガンティア 3話「無頼の女帝」感想

翠星のガルガンティア 3話「無頼の女帝」感想です。

さて……この回はどう評価したものか。

この回については制作側の意図が2つ透けて見えました。
1つ目は、とにかく戦闘が話の軸となる展開を終わらせて、
次回からは人々との交流を話の主体に持っていきたいとするもの。

そして2つ目が、ここでレドに不殺を達成させたかったというもの。
敢えて意地の悪い邪推をすると、虚淵氏が意地を張ったのではないかとも思っています。
虚淵氏は魔法少女まどか☆マギカで一躍有名になりました、
その結果「(虚淵が脚本をやると)3話で主要人物が死ぬ」
というジョークまで生まれてしまいました。
この作品では1話2話で死人が出て、3話が不殺で終わる逆の構成となっており、
このジョークの逆をいく展開に持ち込みたかったのではないかと。

でも、画面の映像を見ると確実に死人が出るレベルでの戦争をしてるんです。
レドが手を下さずとも、名無しのモブ同士の争いではまず死者が出ているし、
もし出ていなければそれは運が良いだけとしか言えないような描写になっています。
脚本では「不殺」に重要な意味があるはずなんですが、
演出では不殺を重要視したり、それを徹底する画面構成にはなっていません。
だから脚本と演出で齟齬が発生しています。

この作品にしては珍しい……というか、2話までは制作上の複数の思惑に対しても
脚本や演出を綺麗に一つの線にまとめあげた「答え」が提示されていたのですが、
今回は思惑をまとめきれず、ぶれた内容になっているのが残念です。

そんなわけで本作の重要なステップの一つである
「不殺」はちょっと描写に納得がいっていないのですが、
一方で人物の細かい動作についてはさらに動きが良くなっていると感じます。
レド、エイミー、ベローズで肉を食べるシーンについては
細かい声のトーンの変化までしっかり作るほど声優の演技が素晴らしかったです。

本来はこういう交流のシーンを主とした話作りを進めていきたいんだろうなと思いつつ、
戦闘を期待している視聴者層は今後戦闘が減ってきて
それをどう受け取るのだろうかというのがちょっと気がかりだったりします。

TrackBack URL :

Leave a comment  

name

email

website

Submit comment