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ゴーバスターズ 最終話を迎えて

ゴーバスターズが最終回を迎えたので、ここまでの総評です。
今回は盛大に厳しめな評価です。


個人的にはこの作品は非常に残念な出来であり、
スーパー戦隊としてどうなんだろうと思うほどの位置付けにあります。

以前この記事で書いた事があるのですが、
1回目の亜空間突入の際、当初の目的であったセンターの人々を救助を諦めるのを見たときどうにもならない程のやるせなさを感じました。

そこで歯を食いしばって理想を追い続けられなくて正義の味方を名乗れるのかと。
よしんば手を尽くした上で助けられなかったとしても、
それが戦隊にとって大きな悔いになっていたのならまだ理解はできました。
しかしその後、自分達の力が及ばなかった事を悔やむ形で回想される事はほとんどありませんでした。

この作品は事あるごとに制作の裏事情が見え隠れしていて、ずっと混乱が続いていたような印象があります。
その煽りで設定のブレが大きくなり、各話のクオリティも安定しなくなっていました。
これは新機軸に挑んだ弊害として目を瞑るとして(本当は良くないんだけど)、
1年通しての実績がヒーローの資質にさえ疑問を抱くほどのものだったというのは触れずにはいられませんでした。

初期メンバー3人の目的はメサイアのシャットダウンと共にセンターで亜空間に転送された家族を救出する事でした。
また、陣マサトの目的は生身で亜空間に生還する事でした。
しかし結果としてどちらも果たせずに犠牲を生む事になってしまいました。
いかに非情に徹するプロフェッショナルが作風だったとしても、
13年前から救出する事を誓っていた相手を救えないというのは話の流れとして「それは違うだろう」と思うわけで。
陣マサトの自己犠牲は本人が納得の上だったからまだ理解のしようもあるのですが、
ただ家族救出に失敗した後にこのエピソードであるためまた誰かを犠牲にするのかと感じてしまいました。

犠牲者も出るシビアな作風にしたかったという考えも分かるのですが、
その割にはいざ犠牲が出た時の反応があまりに淡白すぎる。
家族の救出に失敗した後は回想がほとんどなかったし、
陣マサトが消えた後も追悼描写はありませんでした。
(まぁこれは尺の都合で表現できなかったとも取れますが)
また、1クール目あたりではエネトロンやら設計図やら
エンターに出し抜かれて奪われる事が何回かありましたが、
これらも悔しがる様子はありませんでした。

そんなわけで、作品のクオリティにも思うところはあるのですが、
あまりにも犠牲を多く出しすぎた上にそれに敬意を払う描写もないため、
ゴーバスターズは正義のヒーローとしてちょっと受け入れがたいです。

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