Your browser (Internet Explorer 6) is out of date. It has known security flaws and may not display all features of this and other websites. Learn how to update your browser.
X
Post

アキバレンジャーここまでのまとめ

最痛回手前にして、
あまりにも11話が衝撃的だったので衝動的に記事を書くことにしました。



構成が恐ろしいほど精密に練られていて、
あまりの見事な構成に畏怖さえ感じました。
元から題材がアレなだけでやってる事は大真面目ではあったけど、
全てが「番組内の世界」のための布石だというのは予測できませんでした。


「この世界は漫画(orゲーム)なんだ」はたまに見かけるネタですが、
それをここまで全く違和感なく、かつ効果的に描写できた例を他に知らない。

主人公の赤木信夫が特撮オタクで特撮におけるお約束事を熟知していて、
これまでもメタ的な指摘を繰り返していたからこそ
自分の世界が特撮番組だと気付く事ができたし、
そういう結論に達しても違和感がほとんどなかった。
テロップチャンスについてだけじゃなくて、赤木信夫の言動全てがここまでの伏線になってた。
とんでもない伏線の張り方だと思う。


企画的には「この世界は番組なんだ」がまず最初にあって、
それを違和感なく突きつけるにはどうすればいいかを考えた結果
秋葉原の特撮オタクに行き着いたのではないかと予想。


この作品は早い段階から非公認じゃないと
できないネタが満載だとネタ混じりで言われていました。
ただそれは痛車だったり腐女子の話だったり、
子供向け番組には適さないオタクネタがあるというのが理由でした。
11話は根幹のテーマ部分も非公認のアキバレンジャーでなくては
実現できないものだったと示すものでした。


現実へのファンタジーの侵食の進行度合が順に沿っているのも見事。

最初は妄想世界での戦闘だったため、
ファンタジー要素が変身アイテムだけでした。
その後妄想世界の壁を破れるようになって
現実世界でも変身できるようになりました。
それからその現実世界さえも番組だったと認識するようになる、
とファンタジー要素が順にスケールアップしてきてる。


登場人物の第一印象と実際の作りにギャップを持たせる雰囲気の偽装と、
視聴者がそのジャンルへの基礎的な知識を持っている事を前提としてその裏をかくメタ構造は
最近のアニメやゲームではよく使われるようになってきてます。

この手法をうまく使った例が「まどかマギカ」で、
当初は「ステレオタイプな魔法少女もの」に偽装しており、
視聴者がそのステレオタイプなイメージを持っている事を前提にして、
その上で全部ひっくり返す仕掛けを用意してました。

アキバレンジャーも似たようにメタ構造を巧妙に利用した脚本になっていて、
そこを踏まえるとこの番組はアニメっぽい作りをしているとも言える。


あと1話でまとまるかという不安はありますが、
後半は確信犯的(誤用)に尺が足りないようにしてそれを演出の一部に組み込んでいるから、
うまく収拾つけてくるものと期待しております。

しかし元々12話予定で、クランクアップ後に13話が急遽追加制作されたらしいですが、
そっちは蛇足な内容になってたりしていないかというのが心配です。

TrackBack URL :

Leave a comment  

name

email

website

Submit comment