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ゴーバスターズ12話感想

ゴーバスターズ Mission12「変装はお好き?」の感想です。



入れ替わりネタは定番ではあるんですが……
もっと入念な対策考えられたよな、と思ってしまいます。


それと、入れ替わり作戦までやっておいて
結局目的の物を盗まれるのはどうかと……
しかも何か敵が別の策を用意してたとかでなく、
揉み合いのどさくさで盗られるだけというのは……

正義のヒーローを描く作品において
「ヒーローの株を落とさない」事は非常に重要で、
脚本はそこに細心の注意を払うべきだと思うんです。
(失敗するにしても失敗するのはやむなしと思える状況を用意するとか)

ゴーバスの場合話を進めるためには
エネトロンや特殊な資材を盗ませる必要があり、
そこをクリアさせるために株を落とさない事に対する
注意が疎かになっている節があります。


12話で全体の4分の1が終わったのでついでにここまでのまとめも書いてみます。


やりたい事は何となく分かるんだけど、
それが作品としての面白さに繋がっていないというか、
番組としてなかなか噛み合わないようなもどかしさがあります。


この「やりたい事は分かるけどうまく噛み合ってない」のは
ゲキレンジャーの時にも感じた感覚に近いです。

ゲキレンジャーは「信念の違う拳法家同士の切磋琢磨」
をテーマにしたかったのだろうけど、
敵側の方が魅力的になりすぎて番組として迷走してしまったと思っているので。


ゴーバスターズは「戦隊ものの王道破り」を狙っているのだと思いますが、
同じように番組の面白さにまだ繋がっていない感じですね。
挑戦的な事は応援したいんですが、
設定の構造的に早くも限界が見えてきていて
残り4分の3頑張れるのかという疑問の方が強いです。


正直、「エネルギーや物資を奪ってくる敵とそれを守る正義の味方」
という構図は1年通して描けるものではないと思う。
話のパターンに制約が大きいため頑張ってもせいぜい2クールまでが限度で、
あまり長い間引っ張れる設定ではないと思っています。


後は、戦隊のスーツデザインと防衛がマッチしていないのも気になりますね。

人数が3人と少なく、各キャラ専用の大型武器もなく、武器の合体技もない。
非常に軽装備の構成ですが、武器がカメラをモチーフにした事などと合わせると
スパイ・エージェントがデザインコンセプトだったのではないかと予想しています。
敵の拠点に少人数で潜り込み、何らかの目的を達成すると。
実際最初はエネトロン受け渡し現場を監視してたりするシーンもありましたし、
装備や人数が少ないというのを活かすにはその方向かなと思います。


しかし、実際にやっているのは例年以上に防衛の要素が強いです。

戦隊ものは送られてきた怪人を撃退する流れが多いため防衛の要素の方が強いですが、
(探索を行う事の多かったゴーカイジャーやボウケンジャーなどもありますが)
今回は敵が狙ってくるものが味方側の組織が管理する資源であるため、
余計に防衛の印象が強まってます。
後は、等身大の戦いと巨大化戦を並行で行っていて、
これが両方の侵攻を「防ぐ」ニュアンスになってる。

「防衛」が強調するべき作品コンセプトであれば、
逆に重装備デザインの方がふさわしいのではないかと思う。
対ヴァグラス用兵器の開発部門があり、
そこで武器をガンガン生産して実戦で使いまくって現実でもおもちゃを売りまくる、
くらいでよかったかと。これじゃフォーゼとかぶるか。


そんなわけで、軽装備デザインで重装備向きなミッションをやっている事も
作品内でミスマッチ起こしているのではないかと思っています。


すでに行き詰まり感が見えているので
今のまま押し進めるか、従来の戦隊っぽい方向に戻すか、
どちらに向かうにしても茨の道になりそうな気がしています。

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